日常記録2017年05月18日

ゾイドのスマホゲー「ZOIDS FIELD OF REBELLION」
略して「ゾイドFOR」がようやく配信されて一ヶ月

巷の評価が鬼低い事とプレイヤーの立ち回りを見ていると
MOBAで有ることが問題の最大の原因のような気がする

直近のマテハンはゾイドの見た目がコレジャナイだったので
懐かしさと共に触れた人はアレ?!って思った事だろう

今回は見た目はインフィニティのようなモデルに戻り
クラシックのスタッフが関わったPVも心躍るものがあったが
ゲームの内容にアレ?!って思った人が多いようだ

好きなゾイドに乗ってめちゃくちゃ動きまくる

そんな感じでやってみた人に問答無用で渡される狼
ゾイド自体はガチャではなくコインで買えるので良心的だ
それはいいのだが・・・

タイトルやロード画面で主役扱いのシールドライガー
これがデフォでコングや狼より足が遅い!?
Eシールドや格闘はアイテム扱いで引くまで使えない
(他のゾイドもデフォでは格闘できない)

他にもヒーラーのような扱いのレッドホーンや
拠点砲撃能力が低いディバイソン、走る装甲薄いジェノ等
ゲームの性質上捻じ曲げられた設定でモヤモヤ・・・

MOBAと言うのは与えられたロールを適切に果たし
味方を勝利に導くという性質のゲームなのだが

シールド好きな人はシールドアタックで無双したいだろうし
レッホは突撃、牛は圧倒的火力で制圧
ジェノはホバーでスイーっと移動してクローや荷電で攻撃

・・・したいだろうけどできないしやろうとすると確実に負ける
そんな感じでよくわからないまま低評価になったと思われる

スタミナやいわゆる魔法石の概念はなく
プレイ自体はいつでもできるのだが
ゾイドの強化は実質宝箱を開けるしか無く、
勝利してもらえる宝箱は時限式となっている

これが最低3時間から最長12時間で
初心者の集中プレイによるゲームへの理解を阻んでいる

もちろん課金すればこの問題は解決するのだが
本来とりあえずやってみて、楽しくなってきたら
上を目指すために課金なり集中プレイしたりするのが普通

それをいきなりなにやるにしても課金を求められ
ゲームプレイによるコインの入手機会も皆無なので
さっさと先を見通してプレイを止めてしまう人も多い

これは昨今の課金ゲー全般にも言えることだが
課金要素の弊害がプレイヤーの質をも変えてしまっている
まるで資本主義の限界を見ているようだ

重課金者と無課金者の差はゲームにならないほどの
極端なバランスとなってしまっていて
マッチング次第で腕ではどうにもならない部分がある
対戦ゲームとしては中々にバランスが崩壊している

もっとも課金要素で大幅に強化できる時点で
MOBAもロールもへったくれもないような気がするが・・・


ここまでこのゲームの悪い点を列挙してみたが
SNSやDLサイトの評価とは違い
文句を言うのは単純にゾイドで戦うのがおもしろいからだ

対戦が上手く噛み合えば今までのゾイドゲームにはない
様々なゾイドによる団体戦の醍醐味が楽しめる

それゆえ、あえて悪い点を書く

ゲームを発火点に、ゾイドと言うコンテンツが盛り上がる
その重要な役割を担っているのだから

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